2014年9月 のアーカイブ
『子どもの命を思っての帝王切開。11年たった今も、苦しいです。』
『自分の力で短時間で産みたかったのに、現実は違っていた。』
『安産を目指して母親学級などで勉強。努力したのに難産だった』
『痛さに耐えきれず生まれた赤ちゃんに声もかけられなかった事にずっと後悔している。』
『陣痛のときに放っておかれたり、スタッフに嫌みを言われた。』
などなど…
お産の時に受けた何か釈然としないモヤモヤっとした感じとか、心の傷…。
これを読んでくださっているあなたが、もし「私もあるかも…。」と感じたら、このブログを読み進めてみてください。
おはようございます!
カウンセラーの瀧本です。
先日のNHK「あさイチ」と言う番組を偶然見ました。
見ていて、NHKのインタビューに答えていた女性の皆さんの気持ちにとても共感したので、私の考えと対処法をこちらに書きました。
よろしかったら読んでくださいね。
「お産トラウマ」
これ、私にとっては初耳でしたが、この言葉をあなたはご存じでしたか?
番組の中で、お産トラウマで悩んでいらっしゃる40後半代くらいの方もインタビューを受けていていました。
赤ちゃんを産んだ時からずっと心の傷は癒えていないとのことでしたので、何十年も思い悩んでいらっしゃるのです。
赤ちゃんのお誕生に関する「バーストラウマ」これは、自分がお母さんの産道を通って生まれるときには、狭い産道を通ったり、吸引されて痛かった、不具合を感じた。
あるいは、お腹の中にいた時、産道を通っている間に、周りの医師や助産師さん、母親や父親の言葉を耳にした赤ちゃん側のトラウマと言われていて、産む側ではありません。
番組内では「お産トラウマ」の事を
「出産によるショックやわだかまりが、長く心に残っている状態」を“お産トラウマ”と名付け、「出産で受けた心の傷」と定義していたので、
「ああ、それはおこりうるトラウマだな…。」と思いながら観ていたんです。
あなたもお産トラウマってそういう事なんだ。と思って読み進めてみてください。
では、どうしてお産トラウマが発生したのでしょうか?
その傷を受けた理由は以下の4つとされていました。
・挫折~理想のお産ができなかった。
赤ちゃんを上手に産んであげられなかった。
・感病院の対応~医師や看護師さんからの心無い言葉
・医療処置~家族の対応帝王切開や会陰切開、陣痛促進剤などの「医療処置」が突然行われ、受け止めきれなかった。
・家族の対応~出産を分かっていない夫の行動や、昔の価値観を押しつける姑姑(しゅうとめ)との関係。
などでした。
その対処としては 、
=以下NHKあさイチのHPより=
出産する女性は「事前にお産の仕組みと気持ちの変化を知る」こと、「家族、特に夫がお産について理解し、参加する」こと。
また、病院で進められている取り組みについては、「産前・産後の説明」や「スタッフとの信頼関係」を作るために、病院の中に助産師のユニットがある『院内助産システム』や、病院の中で助産師が外来を行う『助産師外来』などがあります。
病院の安全性と、助産師のメンタルケアの融合。
など。
=ここまで=
となっていまして、これは事前に対処できる方法だったり、病院側による対処法。
それで、ここからは私の考えですが、この番組の取材を受けていた心傷ついたママさんたちは、心の深いところにある「怒り」の気持ちを抑えていらっしゃったように見えたのですね。
しかも、その後の子育てに影響するほど、溜め込まれています。
これでは、ずっと辛いまま毎日を送ることになります。
では、その苦しみを持ち越さないためにはどうするか?
ここでは、心無い誰かに言われた言葉で傷ついたと言う場合の対処法を紹介いたします。
ご自宅でできるやり方は、例えばこんな風。
☆イスを2脚用意、向かい合わせて置く。
傷つけられた相手をイスに座っているとイメージする。
目の前の相手に、「私は腹が立つ」と言ってから、何が腹が立つのか、伝える。
あなたがなぜ怒っているのか?思いつくことはすべて伝える。
そして、クッションなどをグーパンチなどでたたく。
または新聞紙を引きちぎる。などです。
たくさん理由が出てきたら1つ1つ、伝えられる範囲で。
無理はしない。
一日で出し切ろうとしなくてもOK。
ここでやっている事は、あなたの身体の中にしまい込んでいた「怒り」の気持ちに気が付いて感じきることです。
そうすると、腹の立つ怒りが少なくなる、またはその感覚が無くなります。
もう一度言いますが、心無い人の言葉に傷ついた場合のみ、この方法をお試し下さいね。
くれぐれも、自分のお産がうまくいかなかったと腹立たしく感じている方は、この方法だと、自分に怒りの矛先を向けてしまうことになるので、決してやらないでください。
そして、もし試した方は、どんな感じだったかなど、メッセージでご感想をお寄せください。
万が一、ご自分1人では対処しきれない、やり方に不安がある、他の気持ちが湧いてきて怖い、自責の念が強い、などでお困りの方は、プロに助けの手を借りすのも1つのやり方です。
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タキトータルセラピーでは通常のカウンセリングに併せて、DMRという画期的な手法を用い、トラウマ体験が感情や心や身体に及ぼしている影響を改善・解消しています。
体験したクライアントさんの辛い症状も実際に軽減されています。
つらい気持ちや症状をカウンセラーに話すだけ、伝えるだけでは解消しない心の傷、原因不明の身体の不具合(痛みやかゆみ他)。
積極的に改善すると決めて取り組むことで、
からまった糸がほぐれるように心が軽くなっていきます。
次にトラウマを解消するのはあなたの番!
今日も一生懸命生きているあなたを応援しています♪
愚痴と言うと悪者のようですが、
自分の中から出た正直な気持ち。
大切な自分の一部です。
では、愚痴が止まらない時は、
どうしたら良いのでしょうか?
つい、愚痴りたくなった時。
その時は、相手に
言いたいその言葉の奥で、
自分は怒っている?
悲しんでいる?
怖がっている?
本当はどんな気持ちがしているのか、
感じてみる事をお勧めします。
なぜなら、それは、
「ありのままの自分を生きる」
つまり、
ありのままの自分の気持ちを、
我慢せず、隠さず、
無かったことにせずに感じること
=(イコール)
愚痴っている自分を嫌わず、
否定せずに、
例えば『あ、私、今、怒っているんだね。』
と優しく受け止めること、だから。
こんな風に自分の気持ちに優しくできると、
不思議と相手の気持ちにも
「あぁ、あなたは今、怒りたいんだね~。そうか、そうか…。」と、
優しくできるんですよ。
今日も一生懸命生きているあなたを応援しています~♪